監督/SABU
脚本/SABU

出演/寺島進、西田尚美、篠原涼子、益岡徹、塩見三省、鈴木清順、板尾創路、白川和子、手塚とおる、滝沢涼子、田山涼成

2003年作品/87分


STORY
寂びれた工場地帯の朝。
ひとつの工場が閉鎖され、閉ざされた扉の前に集まった工員達の前で、切腹した工場長の唸り声が響いた。
職を失った工員のひとり、五十嵐悟(寺島進)は作業服のまま、あてもなく歩き始める。
その単調で静かな歩みとは裏腹に、彼の心は“ざわつい”ていた。
そして、その“ざわつき”に拍車をかけるような事件が彼の目の前に次々と巻き起こる。

臓器提供を申し込んだことを満足気に話し、こと切れるヤクザ(塩見三省)。
妻(滝沢涼子)を愛しすぎる余り、殺人を犯してしまった板前(板尾創路)。
アパートを火事で追い出されたシングルマザー(篠原涼子)は自分の両親、そして二人の子供を抱えている。
病床に居ながら妻を心配する老人(鈴木清順)。そんなこととは知らずに、妻(早水和子)は宝クジに当たり、ショック死していた。
自分はつまらない男だと川へ身を投げるサラリーマン(益岡徹)が死に場所に選んだのは、長年通勤途中に電車の中から見ていた橋だった。
癌を告知され自分を見失ってしまった男(田山涼成)。その男に酒代をおごってもらう男(手塚とおる)。
その男を咎めながら酒代を払ってもらうスナックのママ(白川和子)
―――五十嵐は、一生分に値する程の事件を偶然、目にしていく。

(引用元: SABU監督公式サイト SABU-film.com


出品受賞暦
☆2003年ベルリン国際映画祭/最優秀アジア映画賞受賞
☆第3回東京フィルメックス/特別招待作品


REVIEW
準備中...
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